【10/31締切】体現帝国館 杮落とし公演/体現帝国 第十二回公演
『見えない青髭公の城』出演者募集オーディション
公演概要
《公演日時》2025年4月~6月の3ヶ月間、毎週土曜日の夜公演。
2025年
4月5日(土)20:00~
4月12日(土)20:00~
4月19日(土)20:00~
4月26日(土)20:00~
5月3日(土)20:00~
5月10日(土)20:00~
5月17日(土)20:00~
5月24日(土)20:00~
6月7日(土)20:00~
6月14日(土)20:00~
6月21日(土)20:00~
6月28日(土)20:00~
*上演時間70分を予定。開演10分前より受付開始。
*5月31日(土)のみ休演させていただきます。
《公演会場》
体現帝国館
〒457-0862 愛知県名古屋市南区内田橋1-6-10 1F
地下鉄名城線[熱田神宮伝馬町駅]③番出口より徒歩10分
名鉄[豊田本町駅]改札より徒歩5分
市バス[内田橋バス停]より徒歩3分
東京[品川駅]より2時間 大阪[大阪駅]より1時間40分
建物の隣にコインパーキング有
《演出ノート》
私達は日々、スマートフォンの画面を通して多量の情報を見せられています。その一方で、肝心の情報は黒塗りされて見せてはもらえません。
青ひげ公は戦争の為に、鍵の束を預けお邸を出ます。その中には絶対に見てはいけないという部屋の鍵も含まれていました。
「見る」とは何か?
「見ること」「見えないこと」「見過ぎてしまったこと」「見てはいけないこと」「見せてくれないこと」「見たくないこと」「見せられてしまうこと」
『見る』をテーマに演劇の魔法をふんだんに織り交ぜて劇は展開します。
《公演資料》
こちらのリンクより現状の台本および参考音源がご確認いただけます。
https://drive.google.com/drive/folders/1mMuhhpL0U6TtB4eaSOClxgFGQSAyTN4m?usp=sharing
募集要項
《求める人材》“舞台上の演技だけを行う俳優”としての参加というよりも、“期間限定の劇団員”として作品に取り組める人を求めます。
具体的には、決められた稽古日以外の日についても作品制作に可能な限り時間を割けること。舞台上の演技だけでなく、道具や衣裳の製作や宣伝集客、飲み会など作品制作全体に対して積極的に取り組むことです。
特に体現帝国の作品制作は多くの劇団とは異なるアプローチをするため、これまでの演劇経験が活きるとも限りません。経験の浅い方も憶せずお申し込みください。
また、格闘技経験者を優遇します。
《採用予定人数》
1名
《作品制作スケジュール》
2024年12月より作品制作開始。集まっての作品制作は週に4日㊊㊌㊎㊏㊐13:00-20:00を予定。
オーディション合格者の都合を考慮してスケジュールを組み直します。
《応募資格》
・12月以降の作品制作へ8割以上参加できること
・公演に全て参加できること
《出演料》
200,000円(税込み)
期間中の交通費や食費は御自身で負担願います。
《その他》
期間中、スポーツ保険に加入していただきます。怪我の際は保険を利用いただけます。
オーディション概要
《オーディションのながれ》10月31日(木)までに申し込みください。
申し込みフォームの記述内容を1次書類審査とします。書類審査通過者に対してオーディション日をお知らせします。指定したオーディション日に参加をお願いします。11月17日(日)を目途に合否をお伝えします。合格の後、契約書を取り交わし作品制作に入ります。
《オーディション申し込み期間》
2024年10月1日(火)~10月31日(木)
《オーディション候補日》
2024年11月5日(火)~10日(日) 各日16:00~19:00
上記日程より希望日をお伝えください。その中からこちらが指定した1日をオーディション日とします。
《オーディション会場》
体現帝国館
〒457-0862 愛知県名古屋市南区内田橋1-6-10 1F
地下鉄名城線[熱田神宮伝馬町駅]③番出口より徒歩10分
名鉄[豊田本町駅]改札より徒歩5分
市バス[内田橋バス停]より徒歩3分
東京[品川駅]より2時間 大阪[大阪駅]より1時間40分
建物の隣にコインパーキング有
《オーディションタイムテーブル》
16:00~17:00 / 身体訓練
稽古に入る為の準備をします。
17:00~18:00 / シーン制作
今回の戯曲からワンシーンを選び、シーンとして立ち上げます。
18:00~19:00 / 酒宴
今日の稽古での気付きや不満や疑問について共有し検証します。
《オーディション参加費》
5,000円
11月5日(火)~10日(日)の2次オーディションの際にお持ちください。
1次書類審査は無料です。
10月31日(木)締め切り
申し込みフォーム https://forms.gle/Y13HpMCZF6zPR6vY6
オーディションについて詳細な内容を申し込みより3日以内に返信いたします。3日以上経過して連絡の無い場合や、フォームでの入力が難しい場合は
taigenteikoku@gmail.com までお問い合わせください。
《スタッフの募集》
出演者と同時にスタッフも募集しています。自分の得意を体現帝国で十二分に発揮ください。本番と同じ会場で同じ機材類を使用して稽古を進めるのでスタッフの方も時間をかけて作品制作に取り組めます。時間を掛けて取り組めますのでスタッフ経験が無くても、やってみたいという気持ちを大切に申し込んでみてください。スタッフでの参加を希望する方は taigenteikoku@gmail.com までお問い合わせください。
主宰より
演劇であなたは何がしたいですか?その答えは様々だとは思いますが大きく4種類に分けられると思います。
《お金を稼ぎたい》《メッセージを伝えたい》《友人や恋人を作りたい》《演劇芸術を追求したい》
多くの人はこれら一つだけではなく、複数を選択して生きていると思います。
しかし、これだけは外せないとしたらどれでしょうか?
私も全てを成し遂げられるように努力をしていますが、現実は上手くは出来ていません。
その中で決して外せないのは演劇芸術を追求することです。
その為には、大きな借金を抱えても、メッセージが伝わらなくても、友人を失っても構わないと考えています。
それは中途半端に取り組んでは駄目です。中途半端な芸術は何も産みません。
半端なく見たことのない世界を作りたい人、半端なく演劇芸術を追求したい人を待っています。
そして、半端なく演劇芸術を追求することが特別な友人を作ることに繋がり、他では買えないからこそ沢山のお金を産み、多くのメッセージを人々に伝えることになると考えます。
一緒に演劇芸術を追求しましょう。その為の場を私たちは用意しています。
渡部剛己
体現帝国とは
2008年5月に愛知県で演出家 渡部剛己が旗揚げした劇団。特に演劇実験室◉天井桟敷を主宰した寺山修司より影響を受け「見たことのない世界の創造」をテーマに活動を続ける。寺山修司の他に鈴木忠志や土方巽からの影響を強く受けており、それらの演劇術を元に独自の演劇制作を行っている。時間をかけ恒常的に俳優の身体訓練を行うことで、舞台上の時空を歪ませた他にない世界を立ち上げることが特徴。年1回以上の本公演、それに伴う実験公演を行う。
地下鉄名城線[熱田神宮伝馬町駅]より徒歩10分の専用劇場「体現帝国館」を拠点に活動。
渡部 剛己Gouki Watabe
体現帝国主宰。超演出家。
1987年生まれ、愛知県出身。
集団の力に重点を置き、観客の想像力を鍵に舞台芸術でしか創造できない世界を制作する。未曾有の演劇を立ち上げていくことで、劇に関わる人の人生を変えていく。夢を売る詐欺師。
大学在学中の2008年に体現帝国を旗揚げする。同時期に愛知を代表する小劇場・七ツ寺共同スタジオにて企画運営スタッフに従事する。路上実験演劇と称し名古屋駅ナナチャン人形前の路上でパフォーマンスを続ける。2010年に三重県文化会館にて演劇企画事業を担当する。2012年から2016年までの期間、演劇実験室◉万有引力に所属する為に拠点を東京に移し この間の体現帝国での活動は休止する。万有引力では『奴婢訓』『身毒丸』『観客席』等の寺山作品のほか『SUNA』『リア王』などに出演する。特に『奴婢訓』においてはブラジル三都市公演へも参加。2016年に万有引力退団後、富山県利賀芸術公園リフトシアター内の人工池を舞台に三島由紀夫作『近代能楽集・班女』を上演し利賀演劇人コンクール優秀演出家賞を受賞する。2017年にはフランスにて1ヶ月間路上パフォーマンスをしながら放浪しアヴィニヨン演劇祭へ単身参加。イギリスへ移動しエディンバラ演劇祭へも参加を果たす。2018年にはかねてより交流のあった東雲舞踏のポーランド・フランスツアー公演に参加する。その後、童話『白雪姫』を題材にしたオリジナル作品で秋田・東京・愛知の三都市ツアーを開催し、2019年にあいちトリエンナーレにてパブロ・ピカソ作『しっぽをつかまれた欲望』を上演する。この公演を機会に拠点を愛知に戻す。2020年には名古屋市内にて観客と共に歩きながら上演する移動式演劇作品『Gulliver-不安の島-』を上演。2021年には演劇の劇場に音楽ライブ用スピーカーを持ち込み、合法薬物ノイズユニット「酢酸カーミン」の生演奏が絶えず爆音で流れる中 進行していく作品『劇場版Gulliver-不安の島-』を上演。2022年には七ツ寺共同スタジオ50周年記念公演『夢の肉弾三勇士』にて演出を担当し新聞等のメディアからも高い評価を得る。2023年には海外のダンサーを対象としたワークショップを開催しデンマーク×日本×エクアドルの三ヶ国合同作品制作を行う。同年、寺山修司没後40年記念認定事業にて寺山修司の代表作『奴婢訓』を大盛況のもと追加公演も含めた24日間という長い期間上演し県内外から大きな話題を呼ぶ。既存の演劇の枠組みを拡大する前衛作品を上演し続ける。2024年から新規に専用劇場「体現帝国館」を持ち運営を行う。
利賀演劇人コンクール2016優秀演出家賞 受賞
日本演出者協会 会員
本作および体現帝国について、より深く知りたい方は
連続演劇試演会『青ひげ公の城』10/31
体現ボディメイククラス『美体満足』10/7,21,28
へお越しください。